年によって変動はありますが、電力需要は7月8月が一番大きく、
9月を過ぎるとクーラーの季節も終わり、急激に減少します。
下のグラフは特定年の毎月の電力需要を示しています。


電気事業連合会調べ

東日本大震災後の原発事故による電力不足を乗り切るという意味では
火力発電所が通常通り稼働している限り、
8月を乗り切れれば計画停電が発生する恐れはありません。

ただ、このグラフを見て考えさせられるのは
ここ30年で5倍以上のエネルギーを消費するようになった
ということです。

特に夏と冬の電力需要の差は顕著で、
クーラーが生活に浸透していることをうかがわせます。

確かに夏場でも涼しく快適に生活できるようになりました。
しかし、限られた資源。
快適さを得ることができるようになった半面で
失っているものも多いような気がしています。

電気は無限、使え使えという時代は終わりました。
夏を過ぎても無駄なエネルギーは使わずに生活したいものです。
多くの方のちょっとした努力が地球を救います。
 

 


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